ドイツのソフトボール事情

ドイツにおいて、野球やソフトボールは超マイナースポーツ。日本で言うラクロス並みでしょう（失礼！）。 とにかく、それほど珍しい競技というわけです。公園で素振りやキャッチボールなんかしたら、非常に珍しがられます。
ドイツで人気があるのスポーツは、やはりサッカー。次にサイクリング、ウォーキング、ハイキング、陸上、スキー、バスケットボール、ハンドボール、バレーボール、テニスといったところがくるでしょうか。もちろん、ルールなんて誰も知りません。アメフト並に難しいと思われてます。以前、初心者のドイツ人に打席にたたせたら、打ったと同時にピッチャー方向にもう突進しはじめたという話があるくらいです。
さてドイツでは、部活動みたいな学校スポーツの文化がありません。ドイツではスポーツをしようと思ったら、地域のクラブにお金を出してするものなのです。日本で言うスイミングや少年野球や空手教室みたいに。ということで、野球・ソフトの場合も地域のクラブチームを探さなければいけません。サッカーほど簡単には探せませんが、でも必ずどこかにあります。たとえあなたの町になくても、近くの町にはあるかもしれません。探し方は次回説明します。とにかくあきらめないで探してみて下さい。探すだけの価値はありますよ！ソフトボールでドイツ人との輪を築けるってすばらしいです。スポーツで培った仲は、お互いにとってかけがえのないものとなるのは日本と一緒です。
ちなみに、野球は男子のみ、ソフトボールは女子のみの場合が多いですが、男女混合ソフトボールチームがある場合もあります。

※野球文化は米軍とともにドイツにやってきたのですが、やはりサッカーには勝てなかったようで。基地があった都市カールスルーエでは、現在米軍が残していったグラウンドを利用する形でクラブチームが立ち上がったりしていました。